伝統建築研究所　夢和詩生：お客様の声

夢和詩生は社寺建築の新築・保存修理・企画・設計・監理・監修を手がけています。

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　長福寺　[大分県日田市]　　公式ホームページ　

ご縁をいただいて

数多くの人々のご縁をいただき、長福寺本堂は見事に甦りました。そして、創建当初の外観を見事に復原した保存修理の技法が高く評価され、完工から僅か四ヶ月で、国指定重要文化財に指定されたのです。

一流と名のつく人々が全国からこの寺に集い、技術の粋と思いのたけを尽くして行われた保存修理の中心的な役割を担ったのが、設計管理を担当した夢和詩生さんでした。伝統建築文化の継承・発展に懸ける彼らの情熱が、創建当初の形式やその後の改修内容を客観的に明らかにし、最高の保存修理を実現したのでした。工事期間中には、文化庁をはじめとする数多くの文化財関係者が現場に足を運び、文化庁鑑査官の亀井伸雄氏は、「これほどの保存修理は近年見ることができない」と驚きを隠しませんでした。今回の保存修理については、文化財の神様と称される大河直躬千葉大学名誉教授も、「九州の文化財建築の保存・修復のレベルを高めるのに大きく貢献した」と高く評価しています。

先達から受け継いだ願いの歴史を、次の世代に受け継いでいくためにも、夢和詩生さんのような尊い志と高い技術を持ち合わせた設計監理者の存在が何よりも望まれていると確信しています。

長福寺住職　武内和朋

風雪に耐えた保存修理前の長福寺本堂

体される本堂の屋根（杉皮土居葺きを撤去しています）

屋根が解体されて明らかになった小屋組


	瓦葺き施工中の屋根（地葺きの後、丸瓦が葺かれます）		障壁画の張り込み作業（見事に寛文の蓮池図が甦りました）		保存修理工事を完了

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